※この記事は、謎解きの答えや具体的な仕掛けには触れない【ネタバレなし】の記事です。
「5分間リアル脱出ゲーム」シリーズをずっと遊んでいる私たち。今回も当然、買うつもりでした。
……が。
今回は、発売されてすぐには買いませんでした。
なぜなら。
ホラー本だから。
私はホラーが苦手。お化け屋敷なんて、子ども向けでも入りたくない。
そんな私が、なぜ「ホラー」と書かれた謎解き本を買ったのか。
そして、遊び終わった今でも、ちょっと困っています。
| 定価 | 2,000円+税 |
|---|---|
| 判型 | A5判 |
| 仕様 | 160ページ |
| ISBN | 978-4-909474-87-2 |
| 発売日 | 2025年4月25日 |
「5分間リアル脱出ゲーム」だから買いたい
ホラー怖い、でも、まず、買った理由はもちろん、
「5分間リアル脱出ゲーム」シリーズだから。
これまでずっと、このシリーズを買ってきたし。
このひとつ前の作品は「5分間リアル脱出ゲーム Mystery 豪華客船ミステール号連続殺人事件」。
そこから今回の「おしまい」までは、1年以上出版が空いたんですよね。
その間、私たちはSCRAPのほかの謎解きや、タカラッシュなどを遊んでました。
いつもの週末のコーヒータイムの謎解き時間のお供も、しばらく別の謎解き。
だから「5分間リアル脱出ゲーム おしまい」が発売を知ったときも、「お、出た!」とは思ったものの、すぐには買いませんでした。
だって、公式が「これはホラー本です」と言っている
発売直後に買わなかった理由は、公式の作品紹介に、こんな注意書きがあったからです。
「※これはホラー本です。心が弱っているときは読むのをお控えください。」(https://scrapshuppan.com/books/5mino/)
……え。
ホラー?
私、無理じゃん。
謎解きは好き。
「5分間リアル脱出ゲーム」も好き。
でもホラーは苦手。
どうする?
SNSで感想を見て、さらに怖くなる
そこでSNSなどで、ほかの人の感想を見てみました。
すると……。
めっちゃ怖そうやん!
これはどうしよう。
「5分間リアル脱出ゲーム」だから買いたい。
でもホラーは嫌。
そこで相方に相談。
「まあ買ってみて、やってみて怖かったらやめたらいいよ」
……なるほど。
それなら買ってみよう。
本当に怖かったら、謎解きがどうこうという問題ではない。
怖かったら、やめればいい。
そう覚悟を決めて、購入しました。
そして、いつもの週末のコーヒータイムへ
遊び方はいつもと同じです。
週末のコーヒータイムに、相方と一緒に1本ずつ。
もちろん今回も、「5分」では終わりません(笑)。
今回も少しずつ進めていきました。
難易度は、そんなに難しくない
謎の難易度は、私たちの感覚ではそんなに難しくありませんでした。
ちょうどいいくらい。
ヒントを必要とすることもなく、全部自分たちで解けました。
……解けた「つもり」です。
ここが今回の重要なところ。
ホラー本なのに……怖くない
ホラー本だと聞いて、かなり身構えていました。
「怖かったらどうしよう」
「謎解き途中で離脱はくやしいが、怖いものはあきらめよう」
そんなことを考えながら謎解きを始めたのですが。
……。
……あれ?
怖くない。
全然、怖くない。
相方にも聞いてみる、
「これ、怖くないよね?」
「うん、怖くない」
え?
おかしくない?
だって公式には「これはホラー本です」と書いてある。
SNSでは「怖い」という感想も見た。
私はホラーが苦手。
なのに、怖くない。
……もしかして、解けてない?
ここからが、この本を遊び終わったあとも私の中に残っている疑問です。
謎自体は、ヒントを使わずに最後まで解きました。
ストーリーを追いながら、
「これはなんなんだ?」
「なんか不可解だな」
と思いながら進めていきました。
そして最後までたどり着いて、
「あ、そういうことなのね」
と、自分たちなりに理解しました。
「おしまい」という意味も、自分たちなりには理解したつもりです。
ところが……。
怖くない。
え?
怖くないってことは、もしかして何か間違ってる?
本当の意味を理解できていない?
そもそも、私たちが思っている「おしまい」と、本当に作者が意図した「おしまい」は同じなの?
今でも、ちょっと自信がありません。
2人そろって「怖くない」
相方も、
「これは怖くないよ」
と言っています。
2人とも怖くない。
となると、
2人そろって何かを見落としているのでは?
という疑惑が(笑)。
ある意味、これが一番怖い。
「おしまい」にした……と思う
公式では、この本について、隠された真実に気づくことで新たなステージや多くの気づきを得て、自分自身の手でこの本を「おしまい」にしてほしいという趣旨の説明があります。
私たちも最後まで進めて、
「これで『おしまい』なんだな」
とは思いました。
だから、たぶん「おしまい」にはできた。
……と思う。
でも。
怖くない。
ここがどうしても引っかかる。
ホラーが苦手な私が、まったく怖くない。
「怖くない」という感想でいいのか?
それとも、何かを理解できていないから怖くないのか?
今でもよくわかりません。
でも、謎解き自体は楽しめました
ここは誤解してほしくないところ。
怖くなかったからといって、謎解きがつまらなかったわけではありません。
謎解き自体は、ちゃんと楽しめました。
ただ、ストーリーは最初から最後まで、
「なんか不可解だな」
という感じがあった。
そして最後までたどり着いて、私たちなりの理解もした。
でも、怖くない。
……やっぱり、何か間違っているのかもしれない(笑)。
梨&SCRAPだからこその雰囲気?
「おしまい」は、梨&SCRAPの作品です。
これまでの「5分間リアル脱出ゲーム」と比べても、ちょっと違う雰囲気があります。
特に、ホラーだと聞いて身構えていたからこそ、
「怖くない」
という感想なのが、自分でも不思議です。
これは私たちの受け取り方です。
怖さの感じ方は人それぞれですし、私はそもそもホラーに慣れていません。
ほんとに……、私たちが何かを解けていないだけかもしれません。
もしかして、年を取りすぎた?
そして、もうひとつ思ったことがあります。
私も相方も、年を取りすぎたのでは?
子どものころなら、怖かったのかもしれない。
もっと若いころなら、怖かったのかもしれない。
でも今の私たちは、
「うん、怖くないね」
で終わってしまった(笑)。
いや、これが原因なのか?
それとも本当に解釈を間違えているのか?
今でもわかりません。
ストーリーは、今までの作品より印象に残っています
これまでに遊んだ「5分間リアル脱出ゲーム」を振り返ってみると、数年前に遊んだ作品は、正直ストーリーをあまり覚えていないものも多いです。
でも、この「おしまい」は違います。
まだ何年もたっていないということもありますが、ストーリーはかなり印象に残っています。
だって
「怖いって言われているのに、ホラーが苦手な私が怖くない」
から(笑)。
「私たち、絶対どこか解釈を間違えてない?」
という疑問が残っているので、逆に忘れられません。
ボリュームはちょうどいい
ボリュームは、私たちにはちょうどよかったです。
いつものように週末のコーヒータイムに少しずつ遊んで、無理なく最後まで楽しめました。
難易度も高すぎず、謎解きそのものは楽しめました。
「5分間リアル脱出ゲーム おしまい」を遊んでみた感想
今回の感想をまとめると、こんな感じです。
- 「5分間リアル脱出ゲーム」だから購入
- ホラーが苦手なので発売直後は購入を迷った
- いつもの週末のコーヒータイムに遊んだ
- 今回も5分では終わらない
- 難易度はそんなに難しくなく、ちょうどいい
- ヒントなしで最後まで解いた「つもり」
- ストーリーは不可解で、考えながら進めるのが面白かった
- ホラーが苦手な私も相方も、なぜか怖くなかった
- そのため「本当に解けているのか?」という疑問が今も残っている
- ボリュームはちょうどよかった
謎解きそのものは面白かったです。
難易度もちょうどよく、楽しんで解けました。
なので、私の評価は、
10点満点で8点。
ただし、これは「ホラーとして怖かったから8点」ではありません。
謎解きとして面白かったから8点です。
ホラーとしては……。
怖くなかった。
……いや、だからこそ、これで本当にいいのか?(笑)
5分間シリーズを初めて買う人には……おすすめしません
「5分間リアル脱出ゲームを初めて買うんだけど、これがおすすめ?」と聞かれたら。
私は、今回はおすすめしません。
理由は単純です。
まず、ホラーが苦手な私が怖くなかった。
でも、そのせいで、
「もしかして、私たちは本当の意味で解けていないのでは?」
という疑問が残っている。
そんな自分が解けていない謎解き本を、責任を持って「おすすめ!」とは言えません(笑)。
ホラーが好きな人、梨さんの作品が好きな人、ちょっと変わった謎解きを遊んでみたい人なら、試してみてもいいと思います。
ただし、
「怖いのが苦手だから、怖くない謎解きがいい」
という人には、私からはおすすめしません。
だって、公式が「これはホラー本です」って言ってるから(笑)。
「5分間リアル脱出ゲーム おしまい」は、難解な一冊
この本を一言で表すなら、私たちは、
「5分間リアル脱出ゲーム おしまいは、難解な一冊」
だと思います。
謎が難しいという意味ではありません。
謎はむしろ、私たちにはちょうどよかった。
難解なのは、
「私たちは本当にこの本を正しく理解できたのか?」
というところ。
そして今でも、答えが出ていません。
怖くない。
でも、ホラー本。
解けたと思う。
でも、怖くない。
……。
やっぱり何か間違っているのでは?
そんなモヤモヤが残る一冊でした(笑)。
そして、もしかしたら……これが一番怖い?
最後に。
私はずっと、
「怖くなかったのは、私たちが何かを理解できていないからでは?」
と思っています。
でも、もしかしたら……。
「怖くない」と思っている私たち自身が、この本の怖さなのかもしれません。
……いや、考えすぎか(笑)。
だから、もしこれから遊ぶ人がいたら、ぜひ自分自身で「おしまい」にしてみてください。
そして、怖かったのか、怖くなかったのか。
私たちとは違う感想になるのか。
それも含めて楽しんでほしいです。
はいはい。
「5分間リアル脱出ゲーム」シリーズをほかにも遊んでいます
私たちは「5分間リアル脱出ゲーム」シリーズを、週末のコーヒータイムに相方と少しずつ遊んでいます。
作品によって難易度や雰囲気もかなり違うので、これからも遊んだものを【ネタバレなし】で紹介していきます。
シリーズの作品はこちらにまとめています。
SCRAPの謎解きや脱出ゲームについて書いた記事はこちら。
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