前回は「青いの」の「の」をテーマにレッスンをしました。
今回は、
深い知識
進級
基礎的
という3つの言葉を勉強しました。
学習者の同僚からの教えてほしい用語の3つです。
# 今回のテーマ
まずは「深い知識」。
単なる「知識」と何が違うのかを確認しながら、
Pythonを知っている
と
Pythonで設計・開発・改善できる
の違いを例にしました。
エンジニアなので例文もそれっぽくしてみました。
続いて「進級」。
スライドには
小学3年生 → 小学4年生
という例を入れていました。
そして、
N3 → N2
は進級なのか?
という話もしました。
結論としては、
「レベルアップのイメージは近いけれど、日本語では普通は進級とは言わない」
ということを確認しました。
その流れで、
進級
進学
の違いも説明。
進級は同じ学校の中で学年が上がること。
進学は学校が変わること。
このあたりも問題なく理解できていました。
# 「基礎」と「基礎的」
基礎は名詞。
基礎的は形容詞。
日本語母語話者なら感覚的に使っていますが、
改めて説明しようとすると意外と難しい。
例文として、
N3の基礎を復習する
基礎的な漢字をもう一度確認する
を使いました。
# 「身に付く」を追加で説明
今回、唯一補足したのが
深い知識が身に付く
という例文に出てきた
身に付く(みにつく)
でした。
言葉自体は今回のテーマではありませんでしたが、
意味が分からないということでので説明を追加。
「勉強したことが自分の力になること」
というイメージで話しました。
それ以外は特に大きく詰まることもなく、
かなりスムーズな授業でした。
# 順調なのに不安になる
授業が順調だったのですが、不安になりました。
最近のレッスンは、
質問が出たり、
予定外の話題に広がったり、
日本人同僚も巻き込んで議論になったり、
そんな回が続いていました。
今回は比較的ストレート。
説明して、
例文を見て、
会話練習をして、
理解できた。
もちろん、それは良いことです。
でも終わったあと、
「なんだか単調だったかな?」
という気持ちも少しありました。
# 日本語教師は面白さが必要なの?
授業は分かりやすければ十分なのか。
それとも、面白さが必要なのか。
もちろん学校の授業ではありませんし、
職場でのちょっとした日本語レッスンです。
でも、
「今日は面白かった」
と思ってもらえる工夫も欲しい。
そんなことを考えるようになりました。
# 次の課題
今のところ、
単語の意味を説明して、
例文を見て、
会話練習をする。
という流れが中心です。
それで理解はしてもらえています。
でも、
ゲーム形式にしてみるとか、
もっと本人の仕事や経験に結びつけるとか、
まだ工夫できることはありそうです。