前回の記事では、「様子」「事情」「一輪」のレッスンについてを行ったことを書きました。
そのあと、同僚から「次はこれを知りたい」とリクエストがあったのがこちらです。
・交通機関
・時間厳守
……のですが、実は「交通機関」の方は、完全に忘れてしまいました!
ということで、今回は「時間厳守」のみをテーマに授業を考え、実施しています。
次回は忘れないようにしたいと思います(汗)
# 今回のテーマ「厳守」
今回扱った言葉は「厳守(げんしゅ)」です。
スライドでは、
意味
・ルールや約束を必ず守ること
・英語:strictly follow / strictly observe
という形で説明しました。
前回のレッスンのときに英語で意味を記載して、理解の助けになったかなと感じたので今回もいれてみました。
また、
・ルールを厳守する
・時間厳守する
・締切(しめきり)を厳守する
といった例文も紹介しました。
#「守る」と「遵守(じゅんしゅ)」もあわせて紹介
今回「厳守」だけでなく、
「守る」と「遵守(じゅんしゅ)」もあわせて紹介しました。
「厳守」だけを単独で説明するよりも、
似ている言葉と一緒に扱うことが有効ではないかと思ったからです。
まず「守る」は、
日常的によく使う基本的な言葉で、
単にルールや約束を守る、という広い意味を持っています。
それに対して「厳守」は、
「絶対に守る」という、強いニュアンスがあります。
さらに「遵守」は、
ルールや法律に従って守る、という表現です。
・守る → 基本、日常的
・厳守 → 強い
・遵守 → フォーマル・ルール
と、3つを並べて説明することで
それぞれの違いが整理しやすくなるのではないかと考えました。
# やってみて感じたこと
レッスンしながら問題を感じていたことを書きます。
1つ目は、「厳守」の英語として
strictly follow the rules
としていたので、ここでルールという言葉でてくると、
「遵守(ルールを守る)」との違いが説明しずらい・・・。
厳守は約束や決まりを守るというか・・・ルールもそうだけど・・・
はい、うまく説明できませんでした~。
同僚が理解してくれていたらいいけど・・・。
2つ目は、例文がいまいちだったと思います。
「厳守」の例文で
・ルールを厳守する
としましたが、「遵守」はまさに「ルールを守る」という文脈でよく使うため、よい例文ではなかったと思います。
「厳守ってルールにも使うよな・・・」
「この説明でいいのかな・・・」
と迷いながら進めていました。
日本語としては間違いではないけれど、
学習者にとって分かりやすいかどうかは別の問題だと感じました。
今回の授業を通して感じたのは、
似ている言葉は、教える方がきちんと整理して
違いがはっきり見える例で教えることが大切
という点です。
っていうか、教えるのむずかしーーーーー
英語を使うこと自体は有効だと思います。
ただ、私も英語が得意というわけではありません。
そんな英語力で説明するのは、
逆に違いを分かりにくくしてしまうこともある。
# 次回
次回は、今回忘れてしまった「交通機関」やります。
#日本語「厳守」と「遵守」の違い|英語で教えて気づいた落とし穴【授業記録】